ケーブルテレビのファミリー劇場のアニメ特集がよいです。うちは入っていないのですが、WOWWOWのラインナップもいい感じです。アニメファンと言えるほどにはアニメ見てないよな(一般の映画好きの人の方が見てるかも……)と思っていたんですが、こうやって列挙してみるとけっこう見ていますね。
目次
アニプレックス R.O.D(OVA) UP
ドリームワークス シュレック
Production I.G 攻殻機動隊 GHOST IN THE SHELL
サンライズ アリオン
ガイナックス オネアミスの翼
スタジオぴえろ 魔法の妖精ペルシャ
ゴンゾ 青の6号
東映動画 白蛇伝
ジブリ 魔女の宅急便
角川アニメ 幻魔大戦、時空の旅人、カムイの剣
マッドハウス PERFECT BLUE、バンパイアハンターD、CYBER CITY OEDO 808
ディズニー ピーターパン、ファンタジア
評価:★★★★★80〜100点最高、★★★★60〜80点おもしろい、★★★40〜60点、★★20〜40点つまらない、★0〜20点とてもつまらない。
2001年、OVA作品、アクション、全3巻。原作・脚本 :倉田英之(スタジオオルフェ);監督 :舛成孝二;アニメーション制作 :スタジオディーン;製作 :アニプレックス。
関連リンク:バンダイチャンネル(動画)、Amazon.co.jp(レビューあり)。
内容紹介 読子・リードマンは活字中毒のビブリオマニア(蔵書狂)であるが、実はどんな紙でも自在に変化させる特殊能力を持つ、大英図書館の特殊工作員である。そんなある日、大英図書館より召集がかかる。
感想 某ブログで好意的に紹介されていて、バンダイチャンネルで配信されていたので見てみました。ヤフー動画経由で見る場合は土日の接続が悪いので気をつけてください。1M配信なので画像が少し荒かったのは残念。もっと高解像度で配信してくれればいいのに。
OVAで短い話だけあって、話はトリッキーで無駄が無い。
物質変化や透過能力などの超人的能力がおもしろい。読子は紙というどこにでもある物質を自在に変化させられるのですが、ある変化には意表を衝かれました。何にでも変化させられるのね(笑)。
でも、歴史上の人物のクローンのキャラが別人になってます。おいおい、どうしてそうなっちゃったの?敵キャラとしてはおもしろいんだが……。いまいち彼らの目的の理由がよくわからなかった。それから、一休がもっと男前だったらよかったのに。
味方側の人間の気持ちには同調できました。緊迫した状況の中、読子の本への愛情や周りの者に対する気遣いを見てやさしい子だなと思ったし、あの人のせつない気持ちも伝わってきました。
最後にネタバレ「それだけに彼女が彼のどの辺に惹かれたのかがわからず、説得力が無い。性格も顔もアレだし。たとえ醜男(しこお)でも美女にほれられるというのは男の夢ですか?」
2005/8/20 評価★★★★
2001年、劇場公開作品。監督:アンドリュー・アダムソン
関連リンク:Amazon.co.jp(レビューあり), Google 検索
内容紹介
感想
オーガが主人公ってとってもめずらしい。ひねってあって、パロディーがあって、品の無いところがよい(笑)
2003/09/26 評価★★★★
1995年、劇場公開作品、Production I.Gアニメーション制作、士郎正宗原作。
監督:押井守
関連リンク:バンダイチャンネル(動画)、Amazon.co.jp(レビュー), Google 検索、スタッフ一覧
内容紹介
体のほとんどが機械となっていて、優れた運動能力を持つ機動隊組織の活動を描く。
感想
評判を聞いて期待し過ぎていたのがいけなかったのか……。なんだか動きがもたついている印象。絵として見ると完成されているけれど、アクション系アニメーションとしてはもうひとつ。重力、浮力の原理とかもとり入れつつ、もっとすばやく動いていたらなあ。世界観は変わっていておもしろい。でも、暗殺する理由もよくわからなかったし、機動隊の行動の動機がよくわからなかった。
2003/09/26 評価★★
1986年、劇場公開作品、日本サンライズ制作。監督:安彦良和。
関連リンク:Amazon.co.jp(レビューあり), Google 検索、スタッフ一覧
内容紹介
ギリシア神話をモチーフとした安彦良和原作漫画の映画化。
感想
正統派ヒーロー物でおもしろかった。奴隷の身分だったひ弱な少年がだんだんたくましくなって、強力な仲間を得ていく。ただ、この作品ではアポロンとアテナは悪役です(泣)漫画版よりも映画版の方がまとまっています。
2003/09/26 評価★★★★
1987年、劇場公開作品、バンダイ製作。
監督:山賀博之;音楽:坂本龍一
関連リンク:Amazon.co.jp(レビューあり), Google 検索、スタッフ一覧
内容紹介
ロケットの話で、むさいお兄さんがたくさん出てきて、民族的な衣装を着た女の子が出てくる映画(うろ覚え)。
感想
姉が坂本龍一好きなので見にいった映画。一度見たきりなのであんまり覚えていないけれど、背景の世界観がしっかりしていて独特な雰囲気は持っていた。
2003/09/26 評価★★★
1984年7月〜1985年5月、TVアニメ。
関連リンク:Amazon.co.jp(レビューあり), Google 検索
内容紹介
ステッキを振ると妖精の女王の姿に変身。人助けをして愛の力を集めて妖精の女王様を助けろ!(実は初めの方見てないので詳細は不明。)ペルシャはアフリカ育ちのせいか、天真爛漫なかわいい女の子です。ガクとリキは少女漫画に出てくるようなかっこいい双子の男の子で、ペルシャのお兄さんのような立場にいます。でも、ペルシャの変身後、つまり妖精の女王の姿が気になっているようなんです。
感想
魔女っ子ものは子供のころよく見てました。オープニング曲まだ歌えます「♪みーなーとへつーづーくろじからー」。ペルシャの天然系でのびのびとしているところが好きでした。(こういうのって小学生ぐらいまでの男の子は嫌う子が多いんだけど、インターネット上で男性ファンが結構居ると知り、意外でした。
2003/09/26 評価★★★
1998年〜2000年発売、OVA作品、小沢さとる原作。監督:前田真宏;声:郷田ほづみ他。「第4回アニメーション神戸作品賞・パッケージ部門」 アワードを受賞(1999年)「Best Animation of the Year」 アワードを受賞(米国、1999年)
関連リンク:バンダイチャンネル(動画)、Amazon.co.jp(レビュー), Google 検索
内容紹介
「青」は海軍のようなところ。かつて青のエリートであり、現在は海の潜り屋である速見は青に帰還するように要請される。人類の存続をかけた海の知的生物との世界戦争が始まるのだ。
感想
潜水艦、フェリー、ロボット等、リアルでアクションがかっこいい。速見が渋い。ゲーム(ドリームキャスト版)を先にやっていたので、魚人がたくさん出てきた時に「は?」と思いました。ファンタジーだったのかと。ゲームでは魚人はちらっとしか出ず、人間界のお話でした。お話が進んでいくと、ちゃんと科学系のお話だったので納得しました。おもしろかった。大人向けの作品。環境問題、戦争問題等への問題提起。(ただ、事前連絡もせず、面識の無い女の子を1人で説得に向かわせ、手紙も持たせないのは組織として不自然だと思った。)
2003/09/26 評価★★★★
1958年、劇場公開作品、東映動画製作。
演出・脚本:藪下泰司
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内容紹介
若者と恋に落ちたのは妖怪白蛇の化身だった。中国の古典京劇が原作。東映動画処女作品。
感想
始めの方は、かわいらしい子パンダとかがしゃべったりして、ディズニーの影響が見られる。後半、若く美しい娘が一瞬とても恐ろしい表情を見せる。今までに見たアニメーション上で表現された表情の中で最も印象的なものとなっています。宮崎駿は若かりしころ白娘に夢中だったそうです。『もののけ姫』に影響が見られます。
2003/09/26 評価★★★★
1989年、劇場作品、角野栄子原作。監督:宮崎駿。
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内容紹介
13歳になった魔女は一人立ちしなければならない。キキは生まれ育った村を出て、遠い町で宅急便をして暮らし始めた。
感想
客観的に見れば秀作。ほうきに乗って空を飛ぶ魔女が本当に居そうな気がする。映像がよいです。でも、これを初めて見た時、私はキキちゃんと同世代だった。リアル過ぎて嫌だった。当時思ったことは「私は魔女じゃないしほうきも持ってないもん」ではなく「私はあんなにかわいくないもの」。落ち込んでいる時は顔が暗くなってブスになるものです。
2003/09/26 評価★
1983年、作品、角川春樹事務所製作、平井和正原作、りんたろう監督。
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内容紹介
日本人高校生東丈は超能力を持つようになる。彼は、世界を滅ぼそうとする幻魔に対抗するための超能力者の1人として選ばれる。
感想
20巻の長編小説を135分に無理やりまとめてこうなってしまったという感じ。まとまりが無い。1つの作品を見ているというよりも、ダイジェスト版を見ているような印象。原作では1人1人にもっと長いエピソードがあるんだろうなと思った。
ファッションや髪型のセンスは1980年代。今見るといまいち。あと、一国の王女が膝丈キュロットスカートなのはカジュアル過ぎる。あの時はプライベートだったのだろうか。
2003/09/26 評価★
1986年、劇場公開作品、マッドハウス制作。
監督:真崎守;キャラクターデザイン:萩尾望都;声:戸田恵子、村田博美、岩田光央ほか;原作;眉村卓;主題歌:竹内まりや。
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内容紹介
普通の高校生3人と先生の車に、未来からやってきた少年ジロが過去へと行く装置を取り付けた。未来へとは戻れないことを知らされた彼らはジロとともに過去へと旅をする。
感想
全体的なまとまりが無く、伝えたいことがよくわからず。リアリティーのある場面もあったけど(軍人とか)、全体的な話に説得力が無い。そんなに未来の世界がひどいように思えなかった。それに過去に行って「日本を信長が治めるようにしたって、世界大戦は起こり、未来の世界は変わらないでしょう。(バレ)」日本史がとても好きな人がつくったような話。キーパーソンであるジロの存在感も薄い。
ジロの声は女の人の声に聞こえて合わないと思った。あと、ジロのヘアスタイルが気になってしょうがありませんでした。変。髪型でマイナス1で★1つ。技術的には、爆発のシーンとか迫力あり。
あと、主題歌の竹内まりやはネイティブよりも英語の発音がきれいだなーと思った。
2003/10/02 評価★
1985年、劇場公開作品、マッドハウス制作。
監督:りんたろう;原作:矢野徹。
関連リンク:Amazon.co.jp(レビューあり), Google 検索、スタッフ一覧
内容紹介
ジロウは親の敵討ちをするために忍者となり、その後親方に命じられ、形見の剣を携えて長い旅へ出た。
感想
真田広之の声は最初色気がありすぎるかなと思ったけれど、見ていくうちになじんできました。美女が次々と出てきては主人公に好意を寄せるという王道的冒険活劇。天海たちがジロウに頼らなければ見つけられないのは不思議。自分たちでも調査できそうなものなのに。映像的には、忍者の殺陣、海の波の表現、草原に風が吹く時の表現は迫力あり。でも、人が現れては死んでいき、集団リンチとか、血しぶきを上げつつ首や腕がもげたりとか、残虐描写が多く、悪趣味でした。
2003/10/02 評価★★★
1998年、劇場作品、MADHOUSE制作。
監督:今敏(こん・さとし);ベースキャラクタークリエイト:江口寿史 (えぐち・ひさし);声:岩男潤子、松本梨香他
関連リンク:Amazon.co.jp(レビューあり), Google 検索、Google 検索: "perfect blue" 江口、スタッフ一覧
内容紹介
女性アイドル未麻は、女優へと転向する。しかし、納得しない熱烈なファンからのストーカー行為が始まる。さらには殺人事件までもが発生……。サイコ・サスペンス。
感想
キャラデザ、演出が現代的な感じ。サスペンスものとしておもしろかったけど、恐い映画は嫌いなのでもう一度見たいとは思いません。エロい表現、残酷な表現があります。エピソードの1つは安達祐美の事件でもあったな。かわいい子を追い詰めていくという、女性アイドルに執着心を持っているとても好きな男がつくったような映画。未麻がかわいそうだった。
あと、彼が普通の顔ではなくて、大やけどをしたような顔をしていたのが気になった。なぜ、彼はあのような造形をしていたのだろうか。テレビのドキュメンタリーで見たことがあるけど、実際に顔に大やけどを負った人があんな感じでした。偏見を助長することなるのでは。
2003/09/26 評価★★★
2001年、アメリカでの劇場公開作品、マッドハウス製作。
監督:川尻善昭;原作:菊池秀行(「吸血鬼ハンター」シリーズ第3作『D−妖殺行−』)
関連リンク:公式サイト、Amazon.co.jp(レビューあり), Google 検索、スタッフ一覧
内容紹介
ヨーロッパ中世が舞台だろうか。バンパイアと人間のハーフであるバンパイアハンターDは、バンパイアにさらわれた令嬢の救出を依頼される。令嬢の家族は、人間のバンパイアハンターであるマーカス兄妹にも救出を依頼していた。マーカス兄妹との競争、バンパイアの部下との戦い、令嬢はバンパイアの手にかかる前に助けられるのか……?
感想
字幕版を見ました。
キャラクターの造形や、全体的な暗い雰囲気はアメリカンコミック+
最初はゾンビとかがわらわらと出てくるし、流血とか残虐な表現が多くて嫌だったけど、展開が早く、映像もアクション系でかっこいいので物語に引き込まれました。
2003/09/26 評価★★★★★
1990年、OVA作品(全3話)、マッドハウス制作。
監督:川尻善昭;声:石丸博也、塩沢兼人、玄田哲章。
関連リンク:Amazon.co.jp(レビューあり), Google 検索
内容紹介
西暦2808年。警察の特殊部隊で活躍する3名の無限懲役の元犯罪者たち。彼らは時限爆弾装置つきの首輪をはめられている。事件を解決するたびにその懲役年数が減刑されるが、仕事を制限時間以内に終えないと首輪が爆発するのだ。それぞれの過去と女性との交流もからんだダークバイオレンスアクション。
『CYBER CITY OEDO 808』の「OEDO」は大江戸と読みます。ゲーム(PCエンジン)、小説あり。
感想
近未来的世界が舞台で、コードネームがゴーグル、ベンテン、センゴクという和風なネーミングがよいです。キャラデザインは歌舞伎の世界がモデルなのかな。機械や銃がしっかりと描かれています。声優が豪華です。塩沢兼人さんの声が色っぽいと初めて思った。キャラクターがかっこよくておもしろかったけど、残酷な表現は苦手なのでマイナス1で★3つ。
2003/10/02 評価★★★
1953年作。
関連リンク:Amazon.co.jp(レビューあり), Google 検索
内容紹介
子供たちの元に夜、ピーターパンとティンカーベルが現れてネバーランドへ連れていく。
感想
生まれて初めて見たディズニー映画。世の中にこんなものがあるのかって思った。見終えた後、ピーターパンはあの後どうなったんだろうと気になった。(小学校低学年当時)
2003/09/26 評価★★★★★
1940年作。
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内容紹介
「春の祭典」「魔法使いの弟子」「禿山の一夜」等、有名クラシック音楽のイメージアニメーション。クラシック音楽に造詣の深い人による企画と思われる作品。
感想
ディズニーランドへは10回近く行ったことがあるのに、見たことのない作品も結構ありました。それで見ておこうと思って最近になって見た作品です。想像していたのと違っていてがっかりしました。他の長編ディズニーアニメみたいに全体的なストーリーがあるものとばかり思っていました。セリフはほとんど無くて、短編の組み合わせだったんですね。こういう作品なんだと思って見れば、これは秀作なんだろうと思います。ミッキーがローブを着ているイラストの元ネタがわかったのはよかったです。ケンタウロス一族の生活の様子は幻想的でした。
2003/09/26 評価★★