派遣会社へ面接に行ったけど、落ちてしまった。原因の一つはコンピューター関連の資格を何も持っていなかったことらしい。
面接のお兄さん WordとExcelのレベルはどのくらいですか?
私 中級レベルです。
面接のお兄さん そうですか。わかりました……。
この時、彼は私がどんな資格を持っているのかが知りたかったんだろうな。私はWindows歴7年である。なかでもWord97、Word98はよく使っていたので、この7年の累計使用時間は2000時間を越えるだろう。それでも資格を持っていないばかりに「中級レベルです。」としか答えられなかったこともくやしい。能力があっても客観的に判断するものが無いと、世間一般からはその能力が無いとみなされてしまうということがわかった。
Word、Excelの資格と言ったらMOUS。実はいままでにも書店で試験対策本を立ち読みしたことがある。でも、受験料がWord一般で10290円、上級で12390円と高いことを見てやめた。Microsoft公認本もCDつきで2600円ぐらいして高く、CDも私のパソコンでは動作基準を満たしていなかった。
ヤフーオークションで「MOUS Word」で検索してみたらたくさんの問題集が出品されていた。とりあえずWord一般からいってみようと思う。Word一般だったら試験勉強するまでもない気もしたが、1冊ぐらいは問題集をやることにする。Word98を使っているのとパソコンが97年製のことを考慮に入れると、最新版よりも古い版の方がいいかな。できる式シリーズは今までにも買ったことがあるので、できる式を選んでみる。「できる式問題集MOUS試験Word 2000一般」を落札。落札価格450円+冊子小包290円=740円でした。
問題集にMOUS公式サイトのアドレスが載っていたので行ってみる。今はMicrosoft Office Specialist Official Siteという名称になっていた。試験会場を見ると一番近いところで電車で30分。実はマイナーなんじゃないの、この試験。試験日時を見ると日本全国のどこかで毎日やっている。受験料の値段にはいつでも受けられるということも入っているんだろう。(個人的には2カ月に1度で受験料5000円とかの方がありがたいけど。)
CDをインストールして、まずは練習問題からやってみる。Wordのサンプルファイルを開き、本を見て解いていく。9割方知っていることばかり。簡単過ぎる。時間を無駄にしているような気がしてくる。でも、[編集]−[形式を選択して貼り付け]とか、Ctrl+Spaceで書式の解除とかはこんなこともできたんだと感心。また、Word98でWord2000の問題集を解いているとついていない機能もいくつか出てくるが、読むことによって頭の片隅に置いておける。
っていうか、2000バージョンでようやく1文字単位でタブ設定できるようになっていたのねえ。少しずつ少しずつバージョンアップしている。それが購入意欲を喚起する方法なんだろうけど。
ショートカットキーについてはもっと載っていてもよかったな。Ctrl+E中央揃えとかCtrl+R右揃えとかCtrl+D書式設定ダイアログとか使った方が早いもん。
練習問題が一通り終わったので模擬試験を起動しようとするが、エラーメッセージ。多分Word2000じゃないとだめで、Word98だと起動できないんだろう。残念だ……。
その後練習問題を2周してから、一番近い試験会場のサイトで1週間後に試験予約をして、検定料を振り込む。
試験当日、試験開始の1時間15分前に家を出発。電車で30分、駅から会場まで1分と言っても、ちょうどいい電車が無かったので早めに出る。試験開始30分前に会場であるパソコンスクールに到着。想像していたよりも小さなパソコンスクールだった。PCは6台で、多分先生らしいおじさんが1人。身分証のパスポートを提示。受験者は全部で3人。平日の午前中だから少ないのかなあ。
まずは個人情報を入力。メールアドレス記入欄があったので、パソコンのメールアドレスを控えて行けばよかったと思った。それにIMEのローマ字入力が打ちにくかった。家ではAtokのかな入力なのです。
そして試験の説明を受けてから試験開始。ドキドキしつつ進める。慣れないローマ字入力をしているとタイムロスになるので、IMEのプロパティーからかな入力に変更。(ローマ字とかな入力を切り替えるショートカットキーを忘れてしまったので、家に帰ってから調べてみたらAlt+カタカナ/ひらがなだった。今度の試験の時は最初からかな入力にしておくつもり。)それに、メニューバーが最初は折り畳んだ状態になっているので、勝手が違ってやりにくい。これ、Word2000の機能と言うよりWindows XPの機能じゃなかったっけ。
試験にはいくつかわからないところがあった。
ずっと進めていったら、画面に「合格」の文字が出た。試験結果レポートをいただき、帰宅。公式の合格認定証は1カ月後に家に届くそうです。
Microsoft Word 2000 試験結果レポート
最低合格点数: 770 あなたの点数:891 成績:合格
セクション分析
1.テキストの編集...............................91%
2.段落の操作...................................100%
3.文書の操作...................................80%
4.ファイルの管理...............................100%
5.表の使用.....................................100%
6.図とグラフの操作.............................67%
図が弱いですな。
まあ、合格は当然でしょう。こんなに簡単ならもっと早く受ければよかった。さっそく派遣サイトの資格欄にWord2000を追加しました。
次はExcel一般に挑戦するつもりです。
2004/08/31
3週間後、Microsoftから公式の合格認定証が届きました。やったね。
1万円という検定料の割に、問題と解答の一覧はありませんでした。ちょっと期待していたんだけど。どこが間違えたのか知りたかったのにMSは不親切だ。
2004/09/26
某派遣情報サイトで検索してみると、
検索条件 | Excel | Word | PowerPoint | Access | Outlook |
---|---|---|---|---|---|
件数 | 5062 | 4895 | 621 | 427 | 16 |
の順だった。そこでExcel Specialistレベルの試験を受けようと思った。
Microsoft Office Specialistは30時間の勉強でとれると言われている。余裕を持って試験に臨みたいから、1日1時間半×30日=45時間もかければ十分だろう。対策本は『できる式問題集MOUS試験問題集Excel2002一般』を使用し、プログラムはExcel98で数時間勉強してみた。本とプログラムでバージョンが違うからわかりにくい。Wordは使い込んでいたから平気だったけど、Excelはそれほど使っていなかったかなあ。
その後しばらくしてパソコンを買い換えたので、プログラムはExcel2003、対策本は2002という組み合わせで勉強を再開。タイトルを全ページに印刷する方法や、3D参照など、半分ぐらい知らないことがあって勉強になりました。でも、FV関数とPMT関数はいまだによくわかりません。この関数は仕事で使わない限り使わなそうだから、必要になった時に調べればいいや。また、プログラムが2003なので、例によって2002教材の模擬試験は動作せず。
それから、Excel2003の機能も知っておいた方がいいかと思ったので、Microsoft Office Onlineの「トレーニング」にも目を通したが、これは今回は役に立たなかった。
Word2000を受けたパソコンスクールでは2003の試験をやっていなかったので、「Microsoft Office Specialist公式サイト」−「随時試験の日程」でExcel2003の試験会場を調べる。電車で20分ほどの試験会場もあったが、試験が土曜日で、仕事があるためあきらめる。日曜日に試験をやっているパソコンスクールが電車で35分ほどのところにあったので、そこで2004年12月26日(日)に試験を受けることにした。
試験会場のホームページを見ると、申し込み方法は、試験日の30日前から10日前までの20日の間に電話し、受験料1万290円を振り込み、メールするとのこと。場所によってやり方が違うなあ、Word2000を受けたところの方が簡単だったなあ、とちょっと思った。
2004年12月26日、試験会場のパソコンスクールへ。個人経営らしく、こぢんまりとした建物でした。でも、個人経営の方が勧誘が無いので安心感がある。インターネットで見かけたところによると某全国規模のパソコンスクールは勧誘がしつこいらしい。考えてみれば、ゴールデンタイムにTVCM流してればお金かかるだろうしな。部屋に入ると、先生らしき30代半ばぐらいのエプロンをしたお姉さんと、受験生らしき50代ぐらいのおばさんが1人すでにいらしていました。
試験の説明を受ける。2003では一部のショートカットがだめだっていうのに少しとまどった。「基本的に、アクセラレータ キーやショートッカット キーは機能しませんが、解答操作に必要な場合は、[コピー](Ctrl +C)、[切り取り](Ctrl +X)、[貼り付け](Ctrl +V)などを使用することができます。」せっかくショートカット覚えていったのに。
試験開始。2003バージョンの試験はスキップ機能がついているところがいい。わからないところがあっても、飛ばしておいて、後からやり直しができるから。
Microsoft Office Excel 2003
試験結果レポート
最低合格点数:690 あなたの点数:828 成績:合格
セクション分析
1.データとコンテンツの作成......83%
2.データの分析..................75%
3.データとコンテンツの書式設定..83%
4.グループ作業.................100%
5.ブックの管理..................88%
合格できたけど、やっぱり試験対策教材は2003バージョン使った方がわかりやすかった。
2005/03/21
試験対策に使った本は、『MOUS総合試験PowerPoint2002対策テキスト&模擬問題集』(秀和システム、2200円)。本当はPP Version
2003の本でやりたかったんだけど、去年資格取得しようと思い立った時にはまだver. 2003の対策本が出ていなかったんです。思い立ってから半年も経ってしまったわけです。そんなわけで、プログラム
ver. 2003、対策本 ver. 2002という組み合わせでPP ver. 2003の試験勉強開始。
PowerPointは今まで使ったことがなかったし、仕事で使わない限りこれからも使う機会は無いだろうが、思ったより簡単そうだった。それでも、この対策本をやった上で数カ所悩んだところがあったので記しておく。
一通りプログラムを使ってやってみてから、最初からざっと読み直す。
この本、巻末の模擬テストはコピー&ペーストでつくっている部分が多いです。PP version違いのため模擬プログラムが動作しないので紙の上でのみの確認ですが、同じ問題でキーワードだけ変えていたり、キーワード変え忘れているせいで問題と答えがちぐはぐだったり。模擬テストの実質のボリュームはこの2分の1以下でしょう。もっと丁寧につくってほしかったところ。
その後、[ヘルプ]メニュー−[Microsoft Office Online]のPowerPointの「トレーニング」のいくつかに目を通した。特に「コンピュータとドキュメントの保護: Office のセキュリティ」は試験には出なかったけど、参考になりました。
2005年5月22日日曜日、試験会場へ。めずらしく6人同時受験だった。本に載っていない内容が出て悩んだ時はスキップして、後から再挑戦。右クリックとかツールバーでダイアログボックスを出してあちこち探していたら、できたようだった。
あと、1つだけわからなかった問題もあります。試験受けると知らない問題が出るから勉強になります(強がり前向き)。本当はここに書きたいのですが、Microsoft office specialistでは許可を取らないと受験内容を公表できないことになっているので……。
Microsoft Office PowerPoint 2003
試験結果レポート
最低合格点数:650 あなたの点数:939 成績:合格
セクション分析
1.コンテンツの作成 100%
2.コンテンツの書式設定 100%
3.グループ作業 75%
4.プレゼンテーションの管理と実行 89%
2005/5/24
Excelはスペシャリストを取ったから、エキスパートは取らなくてもいいかなと悩んだ。スペシャリストだってExcelの基本操作ができる証明にはなる。Excelばかりに時間を取られたくなかった。でも、就職情報サイトを見ていると「Excel上級レベル」っていう条件が割とあるんだな。という訳で、今月はエクセル2003エキスパートをめざすことにした。
教材には『MOUS Excel 2002 試験対策テキスト 上級編』(ASCII、2400円)を使用。半年前にまとめ買いした教材のうちの1冊なので、今回もインストールしてあるExcel2003とバージョン違い。ちなみに私の勉強法は、
という感じです。勉強してみると意外と知らないことがたくさんあったからやってよかった。例えば、
Try1問5を解いている時にExcel 2003のバグ発見。「ウインドウの整列」後、「作業状態の保存」でウインドウ名*が一番大きいもの以外を選択した状態で保存すると、選択ウィンドウが一番大きいウインドウ名に置き換わってしまうのだ。 ウィンドウ名の一番大きいのを選択して保存した場合はその配列のまま保存できる。また、「ウインドウの整列」ではなく、ドラッグで移動させた場合もそのまま保存できる。
ちなみに、「ウインドウの整列」で「作業中のブックのウインドウを整列する」にチェックを入れると、選択ウインドウが一番左に来る。ウインドウ名順に並んでくれた方がやりやすいと思った。
(*ここで言うウインドウ名は「ファイル名.xls:1」のxls:の後ろの「1」のこと。)
2002の問題集だからtry問題は当然動かなかったけど、なぜか自動採点プログラムは動いた。初めて模擬試験プログラムをやった感想としては、どこが間違っていたかを結果一覧で教えてくれるところがいいです。また、練習だからとじっくり解いていたら何回も時間切れになってしまいました。本番同様に練習でき、参考になりました。
Microsoft Office Specialist 公式サイトでExcel 2003 Expertの会場を調べる。電車で20分の距離にあるパソコンスクールで平日ならいつでも受験可能になっていた。今度から楽になるなあ。そこで2005年6月20日月曜日10時に予約し、受験料1万2390円を振り込んだ。
当日の朝9時50分ごろ、パソコンスクールに到着。営業時間が10時からなのか閉まってたが、入口で立っていたらパソコン講師と思われるおばさまがすぐに開けてくれた。ここは受験の定員が1名のようで、受験者は私1人。だから、着いてすぐ始められた。複数同時受験だと大抵初めての人や遅刻してくる人が居て、定刻20分前に着いても定刻から10分後開始になったりするんだよね。
私の後、生徒さんらしき女の人も来た。パソコンスクールに通う年輩の女性って有閑マダムという印象だ。試験を受けていると、時折後ろから声が聞こえてくる。ドア開いてるからね。彼女はホームページ作成について教わっているようだ。……集中できない。いつでも受験できるところの欠点だな。でも、贅沢は言うまい。これで苦情言って、いつでも受験できなくなったとしたら不便だ。
見たことの無い問題もたくさんあった。1つの問題は3つぐらいから構成されているんだけど、その中でわかるのだけでも解いていった。「スキップ」を使って数往復しつつ、なんとか制限時間内に全問「次へ」ボタンを押すことはできた。
最低合格点数:650点 あなたの点数:688 成績:合格
セクション分析
1.データの整理と分析 56%
2.データとコンテンツの書式設定 67%
3.グループ作業 83%
4.データとブックの管理 67%
5.Excelのカスタマイズ 80%
ぎりぎりで受かった(冷汗)!ちゃんと2003の問題集使えばもっといい成績取れたのかなあ。
(2005/6/21)
Word 2003 Expertを受けるからには確実に合格したいので3週間勉強することにした。でも、いまさらWordを勉強し直さなきゃならないなんて、と不満たらたらな気分だった。
マイクロソフトオフィススペシャリスト2003の本を近所の書店で数カ所探したけど、2005年現在だと意外と置いてないんだよね。2002の対策本なら置いてあるとこあったけど。そこで、オークションにて翔泳社の『Microsoft
Office Specialist教科書 Word 2003 Expert』を送料込み2140円で入手。今回は初めてちゃんと試験と同じバージョンの対策本を使えることになった。
本を見ていくと、やっぱり知っていることが多かった。スタイルや目次作成はWord 97のころから変わらないなあ。でも、計算式やフォーム、文書の保護なんかは使ったことが無かったので勉強になった。練習問題も多様だったのでよかった。
以下はこの本のメモ。
2005年7月11日月曜日16:00に先月も試験を受けたパソコンスクールにて試験予約。受験料1万2390円也。
当日会場に行くと、今回は2人先生がいらした。1人は先月試験設定してくれた女の先生で、もう1人は初めて見る男の先生。ここのパソコンスクールは、ホームページの文面を見ても思ったけど、アットホームな、気さくな感じだ。
10分前に着いたんだけど、今回は午後からだったせいかすでに準備が整えられていて、すぐ試験が始められました。1人受験のいいところだな。
Microsoft Office Word 2003 Expert
試験結果レポート
最低合格点数: 630 あなたの点数: 938 成績: 合格
セクション分析正解率
1. コンテンツの書式設定 88%
2. コンテンツの整理100%
3. 文書の書式設定 83%
4. グループ作業100%
5. Wordのカスタマイズ100%
試験は簡単でしたが、なかなか満点って取れないものです。
今回も途中で生徒さんらしき人が来ていた。後ろ姿をちらっと見たら、スカートの短い制服だったから女子高生だろう。最近の高校生は学校帰りにパソコンスクールに来るんだなあという知識を得た1日でした。
(2005/7/14)
97年製のパソコンではアクセスの動作環境を満たしていなかったこともあり、今まで使ったことがなかった。だから、試験勉強はゼロから始めることになった。
2005年2月下旬、『MOUS一般試験Access 2002対策テキスト&模擬問題集』(秀和システム、2200円+税)で勉強開始。まったくの初心者だったので本に載っていることは知らないことばかりで勉強になった。でも、この本の試験体験プログラムは重複問題が多い。重複させずにいろいろな問題を入れてもらった方が受験者としてはありがたい。
この本を完璧にこなしたので絶対受かると思っていた。そして2005年3月下旬に受験した結果は、
Microsoft Office Access 2003
試験結果レポート
最低合格点数: 650 あなたの点数: 273 成績: 不合格
セクション分析正解率
1. データベースの作成 42%
2. データの入力 40%
3. データの整理 20%
4. データベースの管理 0%
最低合格点数を大幅に下回る不合格。アクセスにこんな機能もあったの?っていうのが結構あった。つまり、本に載っていないことがたくさん出てきた。
対策本の帯には「受験者の立場で考えた究極の教材だから、これ一冊で一般試験を完全制覇!」って書いてあったけど、あれ1冊じゃ受からない。誇大広告だってしばらくむっとしていた。
冷静になってみるとあの本はAccess 2002の試験対策本だ。2002の本で、2003の試験を受けたのが間違っていたのだろう。(PowerPointの時に余裕で合格できたのは、単にPowerPointが2002から2003の間で変化していなかったからだろう。)
帰りの電車の中でできなかった問題をメモしておいて、家に帰ってからネットで調べた。だから、すぐに2度目の受験を受けてもいいかなとも思ったけど、やっぱり1冊ぐらいはAccess
2003の問題集をやってから受けようと思った。
2005年7月にAccessの勉強再開。対策教材には『Microsoft Office Specialist教科書Access 2003』(翔泳社、定価2800円+税)を使用。オークションで送料込1740円で購入。いい買い物をした。入札数が少なかったのでこの値段で落とせました。Amazonのレビューが批判的だからかな。Amazonのレビューが好意的な教材はオークション価格が高騰していました。
本が届いてから、まずは翔泳社のサイトで修正ファイルをダウンロード。
初心者の私には、各要素の解説をしている「COLUMN」がわかりやすかった。
Amazonのレビューが言うように、模擬試験プログラムは試験問題1の採点時にエラーが出たが、回答は巻末にも載っているからそれほど気にならなかった。
183ページでは、フォームのコンボボックスでコースCD選択するとコース名と費用も入力できるようになっていて、アクセスではこんなこともできるんだと感心。ウェブで調べたら、フォームのレコードソースとなるクエリの内容を調整するとのこと。ここのサイトは他にもAccessのサンプルがたくさん載っています。これを全部理解できれば、Accessのプロフェッショナルになれるんだろうなあ。
2005年8月1日、Access2003の受験へ行った。もちろん、また1万290円振り込む。今度落ちたらあと1年は受けないよと思った。試験結果は、
Microsoft Office Access 2003
試験結果レポート
最低合格点数: 630 あなたの点数: 813 成績: 合格
セクション分析正解率
1. データベースの作成 77%
2. データの入力100%
3. データの整理 75%
4. データベースの管理 83%
やっぱり本に載っていなかったタイプの問題もいくつか出てきたけど、あちこちいじっていたらできた問題もあった。Access教材を2冊やったのが実になったのだろう。合格できてほっとした。(2005/8/2)
ここのホームページをつくってからずっと3年ほどHTMLの作成にはフリーソフトにお世話になっていた。でも、HTMLを理解していることを資格化したいと思い、有料のソフトを使ってみようと思った。取得までには1カ月ぐらい時間とお金がかかるだろうからと悩んだが、もしも就職の役に立たなくったってここの更新の役には立つだろう。有名どころのホームページ作成ソフトには、
製品名 | メーカー | Amazon価格 | 対象 |
---|---|---|---|
ホームページ・ビルダー V9 通常版 | IBM | 8980円 | 初心者、一般人 |
Microsoft Office FrontPage 2003 | マイクロソフト | 20790円 | Officeユーザー |
GoLive CS 日本語版 Win | アドビ | 25725円 | アドビユーザー |
Fireworks MX 2004 Commercial | マクロメディア | 36729円 | Web作成プロ |
Dreamweaver MX 2004 Commercial | マクロメディア | 44100円 | Web作成プロ |
がある。2005年現在、この中で資格があるのはホームページ・ビルダーとGoLive。アドビとマクロメディアは合併したからソフトも変わってしまうかもしれないので、ホームページ・ビルダーにした。IBM ホームページ・ビルダー | 認定試験のページを見るとホームページ・ビルダーの資格制度には2種類があるとのこと。
試験名称 | 主催者 | レベル |
---|---|---|
ホームページ・ビルダー認定試験 | 日本IBM主催 | High |
ホームページ・ビルダー検定試験 | 日本情報検定教育協会主催、日本IBM監修協力 | Basic |
ホームページ・ビルダーは初心者だから「ホームページ・ビルダー検定試験」の方がいいのかなあ。しかし、ネットで調べたら日本情報検定教育協会はパソコンスクールのアビバと関連があるとのこと。ということはパソコンスクールの資格。漢字ばっかの長い名前だからどこかの官庁かと思っちゃったよ。やはり就職に繋がるパソコン資格としては、国家資格かベンダー資格を取りたいので、「ホームページ・ビルダー認定試験」を取ることにした。
Amazonにて『ホームページ・ビルダー V9』(8980円)と試験対策本『徹底攻略 ホームページ・ビルダー認定試験 プロフェッショナル対応』(インプレス、3400円)を購入。勉強としては、
を40時間ほどかけてやった。おかげでホームページ・ビルダーのことがだいぶわかってきた。このソフトでこんなこともできたのかと脱力したことは、
勉強になったところは、
逆にがっかりしたところは、
今後のバージョンに期待。
IBMの試験「ホームページ・ビルダー認定プロフェッショナル」を申し込むため、JJS-TCのサイトを調べてみる。あいにく近隣で日曜日、月曜日に試験を実施しているところは無かった。土曜日ならあったけど、仕事を休んでいくのも……。しかたないので月曜日の会場で一番近い、電車で1時間半のところに予約。受験料1万2600円をクレジットカードで振り込んだ。
JJS-TCのサイトで予約する時の注意点は、ブラウザにIEを使うこと。Sleipnirで予約しようとしたら、JavaScriptを使っているせいかエラーが出て予約できなかった。JavaScriptはブラウザによってエラーが出やすいので、公的サイトでは使わない方がいいと思う。
2005年5月16日月曜日、試験2時間半前に家を出発。「15分前までに試験会場へお越しください。試験受付にて確認書と身分証明書をご呈示ください。※
遅刻された方の受験は原則的に認めておりません。」 というメールをもらったので、余裕を持って家を出た。
ところが、乗換駅が広くて迷う。結局、一回駅の外に出て、乗換駅まで100mぐらい歩かなければならなかった。ジョルダン乗換案内では乗換時間を10分として計算されていたが、20分以上かかってしまった。鉄道会社のサイトで乗換駅構内の地図も確認しておけばよかった。やっぱり会場は乗り換えしないで済む場所がいいなあ。
会場の最寄り駅に着いてからも会場のパソコンスクールを探すのに迷う。会場は小さなビルの3階だった。入ってみると奥行きはあった。走ったのでちょうど15分前に受付を済ませられた。どうやら受験者は私1人みたいだった。署名と入室時間を記入し、準備が整うまで持参の参考書に目を通しながら待つ。
試験は選択式問題。試験を受けた感想として、『徹底攻略 ホームページ・ビルダー認定試験 プロフェッショナル対応』は優れた対策本だ。この本の問題と、問題の解説に載っているような問題がいくつも出てきた。ただ、試験のバージョンはV8、試験対策本のバージョンはV7、家のホームページ・ビルダーのバージョンはV9なので、悩んだ問題もある。それは、「ある機能はありますか」という問い。V9ではその機能は新機能として持っていますが、V7をベースにした対策本では対応していないと載っていたんです。でも今思えばV9の新機能なんだからV8では対応してないはず。
終わってからしばらく待つ。落ちちゃったかなあ、運がよければ受かっているかなあ。すると、温厚そうな試験官の男性が結果レポートをにこにこしながら持ってきてくれました。ちなみに試験官がにこにこして持ってきてくれたのは初めてである。
結果レポート | |
---|---|
合格に必要な正解率:80% | あなたの正解率:91% |
結果:合格 |
わーい。よかった、と思いつつ家に帰る。これで私もIBM技術者の1人だ!資格認定証等はJJS-TCから2〜3週間後にメール便にて送付されるそうです。
2005/5/24